法人税の電子申告の義務化

こんにちは、港区麻布台の税理士 辻元です。

気付いたら2ヶ月も投稿をさぼってしまいました。

 

さて、昨日の日経新聞の1面に電子申告義務化のお話しが掲載されていました。

財務省と国税庁は、法人税・消費税の税務申告について、インターネットを使った電子申告(e-Tax)を義務化する方針で、

早ければ2019年度から始められるように調整するとのことです。

元々、電子申告は2004年度に始まりました。2015年度の法人税申告件数のうち、約75%が利用したものの、資本金が

1億円以上の大企業は約52%にとどまっているとのことです。

記事によると、大企業には紙文化が根強く残っており、電子申告を使わないケースが目立つとのことですが、

確かに分かる気がします。

また、新たに導入するとなると、その手続き・設定などが面倒だという意識もあり、なかなか進まないのかと思います。

 

ちなみに、私は昨年の開業と同時に導入しました(紙と電子の併用です)。それまではほとんど行ったことが無かったため、

最初は面倒だなと思いましたが、慣れてくると非常に楽ということが分かります。

(数多くのクライアントを抱える会計事務所などでは、作業効率がかなり違うはずです)

e-Taxはまだまだ使いづらい部分もありますので、これを機に改善され、使いやすいものになって欲しいですし、

私も今まで以上に、積極的に活用していきたいと考えております。